陰キャ、眉毛サロンへ行く。

眉毛を整えるということ

陰キャは高確率で眉毛を整えない。
眉毛は整えるものだと誰からも教わっていないから。
単純に眉毛を整えるやり方がわからないから。
中学生から時間が止まっており、自分たちを虐めていたヤンキーが眉毛を弄っていた記憶から、眉毛を弄ることに対して嫌悪感を覚えているから。
あなたはどれでしょうか。私は全部であった

男子高時代の写真を見返すと、なんとまぁ手入れの行き届いていない気持ちの悪い眉毛の自分が写っていることでしょう。
当時は何も思わなかったけど、今の私からすると、裸で外出するぐらい恥ずかしいレベル。
早く写真を消したいけど、修学旅行の写真で背景は綺麗だから、如何せん削除できない。くそぉ。

眉毛を整え始めたきっかけは、社会人になって気になる女性がデキたから。なんとも単純。男は行動理由の大半はモテたい、だから健全ではあるけどね。
「彼女の作り方」でググって、「清潔感を出しましょう」とあって、そのなかの一つに「眉毛を整えましょう」と書いてあった記憶がある。

今は便利な時代だから、眉毛専用の電動シェーバーを使えば、自分で眉毛の余分な部分をカットしたり、眉毛の長さをある程度均一に揃えることが可能である。
剃刀や毛抜きを自分で使うのはハードル高いし、陰キャは大抵ビビりで臆病だから、素直に使えないと思われる。よって、電動シェーバー一択

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さて、私は現在社会人2年目であり、週末に眉毛を整えることがすっかり習慣になった。
しかし、ここで問題点がある。いくら習慣づいたといっても所詮は素人レベルであり、あくまで整えないよりはマシな段階になったに過ぎないことだ。
そして、電動シェーバーはあくまでカットするだけだから、どうしても眉毛のぶつぶつ感が残ってしまい、あまりスッキリしない。
以上2つの問題点を解決すべく、私がむかった場所が「眉毛サロン」である。

 

初めての眉毛サロン

今回私が行ったお店は「プラスエイト池袋店」。調べるまではまったく知らなかったが、眉毛サロンはかなりの種類あるようだ。お店選びだけでも疲れた。
私は高すぎない値段とググった結果評判が良さそうなお店を適当に選んだ。

予約をしようと思って驚いたのが、土日にびっしり予約が埋まっていることである。
他人と眉毛の話なんてしたことないけど、みんなちゃんと眉毛整えているんだなぁと初めて実感した。結局土日限定にすると、予約は3週間以上先になってしまった。
もし眉毛サロンに行こうか考えている人がいたら、余裕をもって予約するべし。

2022年9月25日、予約していた時間にお店にむかった。
若くてきれいなお姉さんがお出迎えしてくれた。
一瞬、入るお店間違えたかと思った(風○かと思った)。
初めての利用だったので、簡単なアンケート用紙に答えて施術開始。

最初は、今日はどのように眉毛を施術してほしいのかをヒアリングされた。
理容室や美容院と同じような感じだなぁと思った。同じ毛だしね。
よくわからないので、お任せにしたところ、定番のストレート型(?)を提案してくれた。

次に、お姉さんがペンで施術後の眉毛の形を描いてくれた。
てっきり目をつぶるものだと思ったが、目を開けたままでと言われたので、綺麗なお姉さんと数分間見つめ合うことになった。
お姉さんは真剣に仕事しているだけなのに、なんだか申し訳ない気分になりながらも、美人に見つめられて興奮した

その後、仰向けで横になり、ワックスと毛抜きとハサミで眉毛を整えてくれた。
予想外だったのは、ワックスと毛抜きで毛を抜かれる瞬間にまぁまぁ痛みをともなうことだ。
耐えられないレベルではないけど、ちょっと痛い。涙目になる。
この間は目をつぶっていたため、お姉さんが詳しく何をしていたのかはわからない。
もっとお姉さんと見つめ合いたかったなぁ。

約50分の施術を経て、今回の眉毛サロンは終了となった。
初回割引で¥4,950。けっして安くない出費。
しかし、さすがはプロ。自分で整える眉毛とはスッキリ感が桁違いなのだ。
とくに今の時代は基本がマスクだから、眉毛の重要性は非常に高い。
眉毛で他人に与える印象が大きく変わるといって過言ではないため、眉毛を侮ってはいけない。
およそ1カ月の頻度で通うと、ワックスによる毛抜きで減毛効果が期待できるとのこと。
毎月約¥6,000の出費は大きいけど、この出来栄えなら通いたくなる。
身だしなみを整えるにはお金がかかって大変だね。
イケメン陽キャに生まれたかったよ。

おしまい。

池袋店 | メンズ 眉毛専門サロン プラスエイト